今回も、東京での試合を観ていて思ったのは、
どこを見てもタイ人トレーナーがいることからわかる通り、
まず首相撲は、そこそこできて当たり前。
そして、1番大切だと思ったのは、何としても勝利をもぎ取るという強い気持ち。
テクニックや経験が、圧倒的に劣っていたとしても、
その強い気持ちで、諦めず、前に出つづけて、反撃する、
それが勝利への突破口となりうる。
そして、自分の放ったパンチがたまたま当たって、相手が一瞬でもひるんだら、
そこを勝負どころと見て、走って相手を追いかけて行くくらい、
絶対に相手を逃がさない。
沖縄では、安里代表が沖縄キック界のために今までやってきてくれているおかげで、
元チャンピオン・ライオットのように、今では沖縄にいながら、
チャンピオンを目指す環境が十分に整っていると思います。
しかし、環境が整おうと、テクニックを学ぼうと、その根本的なものがないと、
真剣勝負の試合では通用しないのかなと思いました。
今回我々、沖縄の指導者一同は、主催者様や関係者のみなさまのご好意で、
たくさんのことを学ばせていただきました。
できれば、上を目指してる選手たちも、沖縄県内の試合だけでなく、
こういった東京などの試合も自己投資・強くなるための練習の一部として考えて、
観に行って、何かを感じてほしいです。